お泊り保育

出発の朝は「いってきまーす！」と大きな荷物を抱え、あっという間にお母さんから離れ、送ってきたママたちの方が寂しそうにする場面も・・。

電車にゆられ、だんだん景色が変わるとさらに気分は高まり、元気プラザの大きな畳の部屋に、もうテンションはMAX。

一日目のメインイベントは、「流しそうめん」。雨が降り出し、残念ながら屋根の下でになりましたが、お碗とはしを両手に、流れてくるそうめんを今か今かと待ち構え、あふれる程いれてほおばる姿はなかなかのものでした。「下までこなーい」「全部取ってやる！！」「わーながれた、おもしろーい」

始めは小競り合いながら取り合っていた子ども達も「かわってあげるよ」などと交代しながら楽しむやさしさもみられました。。

お腹もいっぱいになった後、周りを探索しました。「わ、なんか長い階段だよ」「いってみようよ」「うん、上までどんどんいこう」頂上目指して山登りを楽しみました。雨の後で滑るところも「ゆっくりいこう」などと声を掛けあう頼もしい場面も。

沢を見つけた子供たち。靴のままはいると「わーつめたい」「石がとんがってる」自分たちの知っている川との違いを感じていました。

前日までは「ママがいないと寝られない」「さみしくなっちゃう」と、心配する声も聞こえていましたが、いっぱい遊んだお友達とお風呂に入り、お布団を協力して準備し、夜を越す頃にはみんな疲れてぐっすり寝ていました。

２日目は、名栗の木をつかったクラフト体験。ペンダントと手回しコマを作りました。

それぞれの園の友だちの名前をおぼえて仲良くなった子ども達は「一緒に描こうよ」「わたしのかわいいでしょ」と仲良しに。

コマは、円が様々なため自分で重心台に乗せ重心を探してから作りました。「真ん中にならない」「むずかしい」と言いながらも、やっと見つけた重心にドリルで穴をあけるまで真剣に見ていました。

たった一泊でしたが、新しいお友だちや仲間と協力したり、楽しんだ経験は子ども達を一回り大きくしたように思います。