たけのこ掘り

この日は風が強く、竹の葉が皆の頭の上でサヤサヤと音を立て「風の神様がいるよー。」と、そっと驚かさないように竹林の中へ入りました。

竹林の土は、フカフカで「ミミズさんが柔らかくしてくれているんだね。」とその感覚も体験しました。

たけのこ掘りは、皆が思うよりも力がたくさん必要でしたが傷をつけないよう、気を付けて掘りました。

農園の方の力も借りて、やっとこさ大きなたけのこを無事、掘り出せました。

園に持ち帰って、乳児クラスの子もたけのこを見たり触ったり。

皮の感触が珍しかったようで、ずっと、撫でていました。

幼児クラスの子には、その後、皮を剥く手伝いをしてもらい、外皮に一番近い柔らかいところは、早速、午後のおやつに練り梅をのせ巻いてチューチューと吸って昔懐かしいおやつを食べました。その後も、すまし汁・土佐煮・たけのこご飯と様々な料理で美味しくいただきました。外皮は染め物の材料、こいのぼりの鱗模様と、全部残らず使いました。